PEAKS


15日に『PEAKS』最新号が発売されました。
今まで連載していた「ニッポン原野行」が少し変わり、
「いま、ぼくが見ている風景」
という連載になりました。
写真は使わず、絵一枚。
文章も紀行文ではなくエッセイになり、
今までよりも内面的なことを書くようになると思います。

大震災から今日で1週間。
本当にいろいろなことがあり、
まだ1週間なのかと思ってしまう。
あの地震で生活が一変してしまったことを思う。
その瞬間が持つ意味の大きさ。
大学時代の後輩は、
まだ発見されていない。
津波に飲み込まれるその瞬間、
彼女は何を見たのだろうかと、
ふとした瞬間に考え、
また我に返る。

彼岸なので、
夕方、お墓参りに行った。
昨年亡くなった祖父に手を合わせて
しばらく話をしてから帰宅した。
「最大限幸せに生きよ」
生前、祖父が残してくれた言葉である。