2011.3.10.

午前中に確定申告と、ためていた年金の支払いをすべて済ませ、
昼の2時過ぎから本当に久しぶりの作業。
年始以来である。
以前刻んでいた角ログに溝切りで溝を彫り、
溝に差し込む板を作って現場へ。
早速角ログを落とし込んでいった。
順調に落とし込んでいくが、どうも入口側の柱が外に傾いているようで、
角ログと柱の間に少し隙間ができてしまっている。
これも軒桁をしっかりとはめ込めば直るはずだ。
それよりも、一応この角材は10.5×10.5cmなのだが、若干大きさが違う。
そのため、角ログを積み重ねていったとき、場所によって数ミリから1cmほどの差が生じ、
窓の高さの面がすべて同じにならないことが判明した。
以前、角ログを落としていった最後の遊びの高さが場所によって違っていることに気がついたのだが、
それはこのためだったようだ。
つまり、窓のために設けた四角が直角ではないことになる。
丸太のログハウスならもっと誤差が大きく(最後にチェーンソーでくり抜くのか?)、
昔の作業小屋は、端材でそのあたりを調整したのだろうから、
どちらにせよ、窓に合わせて前後左右に端材をつけるため、
あまり気にしないことにしよう。
細かなことまで気にしていても仕方がないこともある。
小屋の下の土がやわらかくなっていた。
少し作業をしないうちに、
ネズミかモグラの穴がたくさん空いているようだ。
暖かくなり、彼らの活動も活発になってきたのだろうか。
夕方、日が落ちる寸前、
寒さが厳しくなってきたころに作業を終了。
寒空の薄雲を夕日が紫色に染めていた。
こんな色彩を毎日見られるのも、
ここで生活しているからだ。
これで壁はあと一面になった。
先日刻みかけた角ログを刻み、
何とか3月中にすべての壁をつくってしまいたい。