下絵


新しい絵の制作に取りかかって二日、
今、3分の1ほど色付けが終わったところです。
こういった、細かい絵を描くのは久しぶりかもしれない。
雪山の風景も良いけれど、
残雪がある、夏山のほうが色合いが多彩でおもしろい。
その分、下絵も色付けも細かくなるので大変だ。
まるで、やったことはないけれど写経のようだといつも思う。
モザイク模様のような、細かい描写と色が組み合わさって、
すべての色付けが終わったときの解放されるような壮快感がたまらない。
その壮快感を味わうためには、
もう少し苦しまなければならない。
明日には完成できるはず。