登り初め


病み上がりだったが、もうすっかり体調も回復したので、
ようやく初登りに行ってきた。
近くの瑞浪、屏風山。
今年のクライミングはクラックから始まった。
はじめは動きがガチガチだったものの、
一本登り、日が射して暖かくなると少しずつ身体が動くようになった。
といっても、ここのところ仕事に追われ、
登ってない期間が長かったのでなかなか思うように登れない。
前回、全然登れなかったルートにトライ。
やはり全然登れない。
いろいろと考えながら、
もっとクラックの奥に手を入れ、
ジャミングかかるところを探りながら登ろうと、
二回目にトライすると、
それまでとはまったく違う手応えがあった。
これか!
それまでは、クラックに対してどうしたら良いのかわからず、
むやみにジャミングをきかせようとしていたが、
どこでどうすればどうなるのか、少しわかってきた。
むやみに手を出しても体力を消耗するだけで上へは登れない。
それがクライミング
身体と頭で理解した上で動きを探ることで登れるようになる。
そのトライは上部で敗退、
結局その日は登ることができなかったけれど、
何かを掴んだ初登りとなった。
明日、また出かけよう。