日野春アルプ美術館



山梨県長坂にある「日野春アルプ美術館」に行ってきた。
館長の鈴木さんが松本の原画展に来て下さったとき、
「10月16日まで中村好至恵さんの展覧会をしているから、ぜひ」
と教えてくれたからだ。
中村さんは『山の本』の挿絵などを描かれている絵描きさんだ。
個人美術館で市街地から離れた静かな場所にある静かな美術館。
ゆったりとした展示スペースに、
畦地梅太郎、大谷一良、坂本直行など
さまざまな画家の作品が展示されており、
こちらは常設展なのでいつでも見ることができる。
今回は2階のすべてに中村さんの絵が飾られており、
点数は100点を超えるという。
山の風景から花、登山靴まで、
小品から大きな作品まで、
鮮やかな水彩から、
単色の作品まで、
さまざまな作品が飾られ、また販売もされていた。
山の風景は、その場で描かれたもの。
ああ、こういうふうに描いていければなと、
これから自分がすべきことが少し見えた気がした。
美術館には、自分の絵を額装して3点持って行った。
中村さんの企画展が明日で終了し、
常設展に戻ったときに飾っていただける様子。
新宿からは電車で2時間ほどのところにあるので、
秋晴れの一日にぜひお立ち寄りください。
http://www.manabi.pref.yamanashi.jp/db/servlet/dbview?id=A310000950