クラック


今日は近くのクライミングエリアへクラックの練習に行った。
アダム、イブというフィンガークラックが有名な岩場。
ジムのボルダーに飽きたのと、
今まで取り組まなかったクラックの能力を鍛えようと思ったからだ。
アルパインへ行くなら、
クラックの能力は必要不可欠、
クラックの練習をすることは
いろいろな面で自分にとってプラスになるとはずだ。
パートナーがいないので、
上からロープを垂らし、
アッセンダーをセットしてひとりで特訓である。
やさしいコーナークラックも
久しぶりの花崗岩とクラックで緊張する。
イブは惨敗だったが、
何本かクラックを登るうちに、
ジャミングやフットジャムなども最初より効果的に使えるようになってきた。
ハンドジャムがきまる!
リードするのはまだまだだが、
思っていたよりもいけるかもしれない。
そしてひとりで登ることで立て続けにトライできるし、
気兼ねなく練習ができる。
クラックは今までやらなかったので、
もう10年以上前に一度この岩場を訪れたきりになっていたが、
視点を変えると、こんな近くに、こんなに良い岩場があったのだと
驚いてしまう。
多くのルートが上に回り込めるので、
ひとりで練習できるのも良い。
2月は何度も通いたいと思う。
ライミングの原点とおもしろさを感じたような一日だった。